日本金属学会誌

J. Japan Inst. Metals, Vol. 8, No. 10 (1944),
pp. 545-551

軸受性能に就いて(第2報)

水野 昂一1

1第二陸軍航空技術研究所

Abstract:

金屬の表面に生ずる酸化膜はその酸化條件により酸化物の種類及びその性状を異にする.耐磨耗性には材質及び酸化膜が強靱であることが必要であるが,一般鋼で耐磨耗材料として用ひられてゐるものはその摩擦面に生ずる酸化膜は地質自身よりも軟質である.普通炭素鋼に生ずる酸化物は炭素含有量及び加熱速度により各種の酸化鐵となるが,これ等はいつれも地質よりも硬い.又炭素量の少い程Fe3O4が増し硬度も大である.銅合金その他低融金屬の酸化膜も一般地質より硬いがマグネシウムは軟い.


(Accepted 1944/06/03 Published 1944/10/20)

Keywords:


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